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巡る 


明日はお休み。
冷蔵庫の残り物やらなにやら
たくさんの荷物をバックに詰めて
オリャー!と肩にかける。

ひんやりした 夜の気が漂った帰り道。

コオロギの鳴き声が歩道の植え込みから聞こえる。

夏の終わりの頃とは 違い 明らかに
上手になっている気がする。

なんというか、とうとうと伸びやかに鳴いている。

夏の終わりはまだ 若く
「お嫁ちゃん来てよー。来てよー。」
と やみくもに必死で呼んでいたのが

秋が深まると 共に渋みのある中年男になり
「どう?なかなか いい声でしょう?
悩みがあるなら聞いてあげるよ。まぁまぁ、こっちに座って。
こんなオヤジでよかったら。」
と、余裕吹かせて唄っているようだ。

コオロギの寿命は しらないが
一シーズンで 終わってしまうなら
恋をするのもあとわずかな時間しかない。
正直、もうこのリミットに近づいた時期になると
恋が成就するしないは どうでもよく
ただ命の限り鳴いていたいだけかもしれない。

肩にかけた荷物が重いせいか
若干せつなくなる。

10月もあと残りわずか。



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